JEPX市場価格とは、日本卸電力取引所(JEPX)で取引される電力の卸売価格のことです。最も参照されるのはスポット市場(一日前市場)の価格で、新電力の調達コストや電気料金の目安として広く使われています。
「JEPX市場価格」は、JEPXの各市場で成立した電力の取引価格の総称です。中でも中心となるのがスポット市場(一日前市場)の価格で、単に「JEPX価格」「市場価格」と言うときはスポット価格を指すことが多いです。
価格の単位は円/kWh(1キロワットアワーあたりの円)で、1日を30分ごとに区切った48コマそれぞれについて価格が決まります。
市場価格は、売り手(発電事業者など)と買い手(小売電気事業者など)の入札を突き合わせ、需要と供給が一致する点で決まります。売り入札を安い順、買い入札を高い順に並べ、両者が交わる価格が約定価格です。
連系線(エリア間送電線)の制約を考えない全国一本の価格がシステムプライス、制約を加味したエリアごとの価格がエリアプライスです。実際の調達価格として重要なのは、自社の需要があるエリアのエリアプライスです。
JEPX市場価格は複数の要因で日々変動します。主なものを押さえておくと、価格の動きを読み取りやすくなります。